査定について

査定書で確認すべき内容をまとめました

不動産売却をするにあたって不動産会社に査定を依頼しますが、査定書が提出されたら査定価格だけを確認しておしまいになってはいませんか。不動産売却査定における査定書には、査定価格だけではない、査定価格を算出するための情報が多く含まれています。査定書を受け取ったら、どの内容をどのような観点から確認するべきなのかをまとめていきます。

査定書に掲載されている項目


依頼する不動産会社によっては、提出してもらえる査定書の形式に多少の違いがあります。しかし、基本的に掲載されている項目に大きな違いはないでしょう。査定書に掲載のある項目は、どれも細かく確認したいことばかりです。

査定書にはどのような項目があり、どのような点に注意しながら確認するべきなのかを解説していきます。

周辺の売買状況

査定書には売却したい不動産の周辺の売買の需要と供給が記載されています。どれほど売りに出されている物件があり、どれほど購入したい方がいるのかによって価格の相場が異なるため、価格推移が併せて載っています。

もちろん、需要が少ないタイミングだと査定価格も低く見積もられていることがあります。そのため、価格推移をよく分析し、需要が上がるタイミングが近々来そうなのであれば、不動産売却のタイミングを少し待ってみるのもひとつの作戦となるでしょう。

売出事例

近くでどのような不動産が売り出されているのかがわかる「売出事例」が掲載されています。他の売出中の物件がどのような物件なのかを把握できていれば、自身の不動産を売却するためにはどのようなポイントでアピールをすれば良いのかがわかったり、逆にどのようなポイントが劣っているのかがわかったりします。

自身の不動産のアピールポイントを見つけるためにも、ライバルとなりうる事例をよく分析してみることをおすすめします。

成約事例

売却したい物件と似ている物件で無事に売買契約の成立した「成約事例」も掲載されています。似ている物件がいくらくらいで売却できたのかを知ることで、売却活動をする際の値引き価格のイメージが掴めます。また、どのようなポイントがきっかけとなって契約を成功に導いたのかを知ることで、売却活動をする際の参考にもなるでしょう。

似ているポイントはもちろん、異なるポイントも見つけて、自身の不動産の強みを探れるとさらに良いです。

売出事例や成約事例を確認し、自身の保有物件の周辺相場価格を把握することが最も重要です。出された査定書に掲載されている事例を鵜吞みにするのではなく、正しいかどうかを自身の目で確認できるようにしておきましょう。

周辺環境

不動産の周辺環境についても掲載されています。自身では気づけていなかった、他人から見た周辺環境の良し悪しを確認することができます。長年住んでいると気にならなくなってしまっていることでも、他人が見たらマイナスポイントとなってしまっていたり、逆に当たり前と思っていた環境が、他人から見たらプラスポイントに見えたりなど、新たな発見があることでしょう。

駅からの距離、スーパーがあるかどうか、学校や公園が近く子育てがしやすいかどうか、道路の狭さなどが主に見られる項目です。

用途地域

すべての地域は、住居用、商業用、工業用など、何を目的として土地を利用するのかが定められています。その理由は、それぞれの地域を利用する用途が混在してしまわないためです。

不動産の近辺の地域が工業を目的とする用途であると、人気が落ちてしまい査定価格も低く見積もられてしまいます。それに対して、住居を目的とする用途の地域であると住宅街や暮らしに寄り添った環境が整っているケースが多いため、人気のあるエリアとなり価格が高く見積もられることがあります

ハザードマップ

ハザードマップの確認も必ずするようにしましょう。ハザードマップは別名「被害予想測定図」と呼ばれており、災害時はどのエリアが発生元となるのかを予測し、それに合わせて被害範囲、被害拡大、被害程度を計測し地図化したものです。

災害発生元が近いかどうかの確認はもちろん、避難所の場所や不動産からの距離がどれほどなのかを確認しましょう。発生元は遠ければ遠いほど良いですし、避難所も近ければ近いほど良いでしょう。また、被害程度が低いエリアであれば人気が高くなるため査定価格も高くつきやすくなっています。

査定書を確認する際の注意点


査定書を確認する際には注意しなくていけないポイントが2つあります。

「査定書に書かれている内容に根拠があるかどうか」

②「査定書の記入の仕方に工夫があるかどうか」

 

それぞれどうして注意するべきなのかを説明していきます。

査定書の内容に根拠があるか

査定書を確認する際、もちろんどのような内容が書かれているのかの確認は怠らずにするべきです。しかし、内容を読み込むだけでなく「なぜこの査定価格になったのだろう」と疑問を抱きながら確認するのがポイントです。

その理由は、不動産売買の契約は動くお金の額が大きいこともあり、どこの不動産会社も自身の会社で取引をしてもらおうと必死です。より高く不動産を売却したい売主がどこの不動産会社で売却をするかを決める大きなポイントは、査定価格の高さです。

そのため、不動産会社は本来の売却価格よりも高い価格を査定金額として提示してくるケースが多くあります。査定価格を信じきって不動産会社を決めてしまうと、いざ本当に売却する際に思っていた価格よりもはるかに低い価格で売却されてしまうこともあります。提示された査定価格が根拠に基づき算出されたものかどうかはよく確認するようにしましょう。

査定書に工夫があるか

査定書を確認する際に、記載のある査定価格になった根拠を探す以外にもうひとつ注意して見たいのが、査定書自体に工夫が施されているかどうかです。仮に「ここの不動産会社ならでは」の工夫が見えない場合、提出された査定書は大まかなテンプレートが使い回されているケースがあります。

売主の不安に沿って親身になってくれるような言葉だったり、その不動産会社でしか査定しない項目があるかどうか確認したりすることで、価格だけではない良いサービス内容にたどり着けることもあります。

まとめ

・査定書に書かれている金額だけでなく、内容を確認する

・相場価格を加味して、査定価格が出されているかを確認する

・査定書の根拠/査定書の工夫ポイントを自身の目で確認する

不動産売却をするにあたり、まずはじめに取り掛かって欲しい査定。依頼した不動産会社から査定書が提示されたら、必ず中身をよく確認するようにしましょう。特に、自身の不動産ならではのアピールポイントやウィークポイントを洗い出す機会にもあるため、書かれていることに根拠があるかどうか、工夫してあるかどうかに注意しながら確認していくことをおすすめします。

効率的な売却活動を行うためにも、ぜひチェックしてみてください。

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